360年の伝統
360年の伝統
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江戸中期、氷上町成松周辺では飢饉や大火が続き、これを憂えた有志が火難除けの神として名高い京都の愛宕神社に参拝し、鎮火と五穀豊穣を祈願して成松への分社を設け、毎年24日を大祭日と定め町をあげての祭りとなりました。このおまつりに連綿として奉納されるているのが名物の造り物です。造り物は祝儀物や金物、陶器などの日用品で人物や風景、建物などをつくります。この成松の造り物は一種類の材料のみで作るのが特徴で、爾来これが伝統となり、そのスケールにおいて他に類例を見ない成松独特のものとなりました。
これが地元のお祭り『愛宕祭』です。
今年も23、24日に行われ、私も子ども達と一緒に行ってきました。
私が子どもの頃は父の仕事の関係で旅行とかできなかったので、
このお祭りに連れて来てもらうのがすごく楽しみでした。
その頃は造り物には全く興味がなく「早くカキ氷食べようよ~!」って感じだったのですが、私もそれなりの年齢になったらしく、
ここに嫁いでからは毎年必ず見ています。
もちろん子ども達は綿菓子や金魚すくいなどの出店に夢中でした。
写真は今年2位に選ばれた造り物で、スクラップ一式で作られた
イージス艦です。
大きさがよく分からないと思いますが、公民館の一室や車庫を埋め尽くすくらいのスケールです。 実際見るとかなり迫力ありましたよ。
なぜ2位の写真なのかと言うと…全部で11ヵ所ある造り物を見て回るのはかなり歩かなくてはなりません(+_+)
だから1位にたどり着くまでに疲れてしまったのでした…。