黒い外壁は暑い?
春日工務店が毎月発行している心ほかほか通信。
裏面にはファース本部からの情報を載せています。
その7月号の中に『太陽熱を自然に遮断するには』という記事が出ていました。
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直達日射を受けると場所によって100℃を超えます。
壁面でも60℃以上になる場合があります。
特に黒色のような濃い色の壁面温度は、白色壁面より15℃以上も高くなります。
昨今は、遮熱塗料と言う優れモノも販売されるようになりました。
何年間、性能保持が出来るか課題ですが遮熱効果は完璧に認められます。
壁面に、蔦に枝を絡ませるラック棚を設えて、自然に太陽熱を調整できる方法もあります。
蔦だけでなくアサガオなどの植物の蔓が壁面に貼り着くようなラック棚は、
自然に委ねた日射調整を行う事が出来ます。
このような植物は、暑さが厳しくなるほどに、葉っぱが大きくなる特徴を持ち、
冬の太陽熱が欲しい時期には完全に枯れてしまいます。
自然の緑を楽しみながらの遮熱効果も粋な建物と言えそうです。
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我が家の外壁は白×黒。
この白と黒の外壁の温度差に興味があって
昨日、会社から温度測定器を借りて帰って、実際に我が家で測ってみました。
測定したのは西側の壁で午後4時過ぎ。
遮る物が何もない所でかなり日当たり良好(良好すぎ)な所です。
白い壁も黒い壁も同じ条件の所に張ってありますよ。
肝心の温度表示部分が写真では見にくいのですが(汗)
白い壁の温度は53度、黒い壁の温度は69度でした。
その温度差16度・・・。
我が家はファースの家で、断熱材が優れているし
黒より白い外壁を張っている面積の方が多いので何ともないです。
でも、断熱がしっかりしていない家で、黒っぽい外壁を張られている場合は
多少なりとも室内の温度に影響するのではないかと思いました。
ついでに家の中の温度もあちこち測ってみました。
これはまた後日。