取材時の中川さんご夫妻
田舎で暮らそうよ
2019年秋、大阪府吹田市からご夫婦で移住された中川さん。
初めに移住の相談を持ちかけたのは和世さん。
マンション暮らしのまま将来を想像した時、ただ単に家と買い物と病院の行き来だけの暮らしが浮かびました。
そうではなく、土いじりをして季節を感じながら暮らして行きたいと思いました。
ご主人の直樹さん
直樹さんは最初は乗り気ではありませんでした。
物件を一緒に見に行きながらも「諦めてくれないかな〜」と思っていました。
しかし直樹さんも移住して3年経った今では大阪に帰りたいと思わなくなりました。
最近、都会の大きなショッピングモールへ久しぶりに買い物に行く機会があって、行く前から「大阪に戻りたくなったらどうしよう」と不安でした。
でも、まだ何も買わないうちから「もう帰ろっか」ってなったんです。
それで自分が丹波市の暮らしの方が気に入っていることに気づきました。
自然に囲まれていると物欲が不思議となくなるんですかね。
職場へ通う30~40分の運転も景色がきれいで癒されます。
出勤中も仕事への心の準備が整うし、仕事で疲れても家に帰る頃には気持ちが落ち着いてます。
移住先の風景