手付かずだったお弁当
小学1年生の息子は毎日学校が終わるとアフタースクールで
夕方まで預かってもらっています。
昨日は終業式でしたが、お弁当を持たせてアフタースクールへ
行かせるつもりでした。
それが児童館の手違いで息子はお弁当を持ったまま、
学校から直接誰もいない我が家へ帰らされてしまいました。
もちろん私も主人もそんな事とは知らず職場にいました。
息子は鍵のかかった家の玄関ポーチで誰か帰ってくるのを
待ちながら寝ていたそうです。
その後、たまたまロックしていなかった我が家の車に乗り込み、
その中で夏休みの宿題のプリントを見たり、持っていた水筒のお茶を
飲んだりして1時間以上過ごしたみたい。
それでも誰も帰ってこないと分かると、ランドセルを車の中に置いて
防犯ベルだけ首から提げて、徒歩20分のところにある
おばあちゃんの家へ歩き出しました。
歩き始めて5分くらいしたところで雨がポツポツ降り始めました。
息子はまた家へ戻り、ちょうど学校から持って帰っていた傘を持って
またおばあちゃんの家へ。
不幸にもその時はスコールのような雨でした。
息子はパンツまでビショ濡れになっておばあちゃんの家にたどり着いたようです。
何事もなく、おばあちゃんの家に行けたので良かったですが
息子がどんな気持ちだったのかと思うと胸が痛みます。
そして、自分で状況を考えて行動できた事を嬉しく思いました。
朝持たせたお弁当は一人で食べる気にならなかったみたいで車に置いていました。
大人でも一人の食事は味気ないもんね。
手付かずだったお弁当を処分する時にとっても切ない気持ちになりました。
上の写真は昨日の朝たまたま撮っていたものです。
今日から長い夏休み。
「海で泳ぎたい!」という息子の願いを叶えてやろうかと思っています♪