階段について

昨日、能勢やんの現場日記を見たMさんからメールが届きました。

「回り階段の三角が壁の隅に向かったら
        踏面がもっと大きく取れるのになぜ?」

では、お答えしましょう。
階段の種類

Mさんが言われてるのは上の図の右端にある従来の回り階段のことです。
でも、こんちゃんの家の階段は真ん中の吹き寄せ階段ですね。

■ 踊り場付き階段
   踊り場付きの階段は、平坦な場所で一休みできるので、 角を曲がる際も安全です。
   また転落しても踊り場で一旦ストップするので、 ケガの影響も
   直線階段に比べ危険性が低いです。

■ 吹き寄せ階段
   180度回り部分を60度・30度・30度・60度の4つ割にすることで、
   60度の部分を踊り場的に利用して方向転換行い、30度部分では真っ直ぐに移動できるので
   テンポ良く昇降でき転落の危険が少ないようです。

■ 従来の回り階段
  
180度回り部分を全部45度の4つ割にすると、回り部分で中途半端な広さとなり、
  方向転換しながら階段を昇降するので吹き寄せ階段に比べると危険です。

■ 直線階段
  
図にはありませんが、上から下まで一直線の階段。
   これはテンポ良く昇降できる反面、
   もしも階段を踏み外すと一気に下まで落ちてしまうので大ケガをする危険があります。

もちろん、踏み板の奥行と段の高さの関係も重要ですが
今回はとりあえず形状だけの説明です。

Mさん、いかがでしょう?
こんな説明で良かったでしょうか?
また【こんちゃんの家】の完成見学会を11月末に予定しています。
ぜひ階段を上がったり下りたりしてみて下さいね♪

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