リフォーム前の母屋
いよいよ丹波市へ
移住先を探して様々な県や市の物件を60軒以上訪れる中に丹波市がありました。
和世さんの求める『農地』と、直樹さんの求める『大阪で食べ慣れたチェーン店』のあるほどよい田舎暮らしができることから丹波市にエリアを定め、住まいるバンク(空き家バンク)で今のおうちに出会いました。
決め手は農地の面積や状態と、少し手を入れたらすぐに住むことができそうな物件であったこと。
リフォーム前の母屋
母屋のリフォームと春日工務店との出会い
和世さんとママ設計士の打ち合わせ
大阪に住まれていたご両親も何度も来て中川ご夫妻の暮らしぶりを見ているうちに「丹波市で一緒に暮らしたい」と思うようになりました。
そして二人の移住から3年後。
両親を迎えるため、使用していなかった母屋を暮らしやすくリフォームすることに。
リフォームしようと考えたとき地元の業者に依頼したいと思い、ご近所の方に相談したところ、春日工務店を紹介してもらいました。
初めて工務店に電話した時は緊張した和世さん。
たまたま、その電話に出た足立さん(ママ設計士)の素朴な話しぶりに緊張がほぐれました。
「希望通り」なのに、不安になる?!
母屋は水回りが一切なかったので、一からお風呂・キッチン・トイレを全て設置するリフォームの相談でした。
実は、移住前の2019年に中川夫妻が主に使用する離れをリフォームしています。
その時は丹波市の業者も知らず「移住者のリフォームなんて地元の業者さんは受けてくれないのではないか」と思い込んでいました。
そこで、大阪の知り合いに紹介を受けた吹田市の業者に依頼しました。
ご自身でアレンジされていた母屋の建具
吹田市の業者さんは、希望をそのまま聞いてくれたけど、業者からの提案は特にありませんでした。
私達の希望通りにしてくれましたが耐震性や断熱は大丈夫なのかなど住んでから不安になりました。
今回のリフォームで春日工務店さんは「できるけどこうなりますよ。だからこうしませんか?」など理由を説明してくれて納得でき安心しました。
地元の工務店さんがいい
中川さん宅の庭に残った雪
住んで4年経ったので丹波市の湿気や冬の寒さもよくわかってきました。
移住者さんの方は初めはまだよくわからないので、依頼するなら地元の風土をよくわかっている工務店さんがいいと思います。
古民家は夏は過ごしやすく『夏のための家』という感じですが、冬は本当に寒いです。
『丹波の底冷え』について語る
ママ設計士も移住者様からのリフォーム相談を受けてきた経験から不安を感じていました。
これから移住される方もリフォーム前に丹波市の気候風土を知ることも大事です。
特に冬の寒さはビックリされます。
実際に住んでみないと分からない丹波市のこと。
移住しようと考えられている方のお力になりたいので、契約前の物件の内覧にもご一緒させてもらいますよ!
移住の家づくりに関するお問い合わせはこちらから
暮らす方の希望が第一
春日工務店が提案した最初の設計に対して、両親の『縁側は残したい』という希望と『なんとか費用を抑える方法』を相談。その結果、水回り以外はできるだけ現状のままにする設計に変更になりました。
ママ設計士は、「暮らす方の希望が第一」とすぐに間取りを提案し直しました。
壁の仕上げを残して完成した母屋の玄関
自分たちでDIYしたい部分を相談すると、できるだけDIYの部分を残してくださいました。
今から壁を塗るので楽しみにしています。